ゆる水彩スケッチの道具【必要最小限】
前回、ゆる水彩スケッチはじめてみませんか?とお誘いしました。
この記事では、わたしが使っている水彩スケッチの道具を紹介します。
以下のものを、バッグに入れて持ち歩いています。
- スケッチブック
- 絵の具
- ペンまたは鉛筆
- 筆・水筆
- 筆洗い用の水入れ
- ティッシュまたは布
道具を選ぶ際に参考していただけたら嬉しいです。
スケッチブック
まずは紙です。ハガキ型の水彩紙や画仙紙に描く人も多いですが、わたしは持ち歩きやすいので小型のスケッチブックを愛用しています。
比較的リーズナブルなワトソン水彩用スケッチブックF0
プロの水彩画家も使っているとYouTubeで言っていました。コットンとパルプの混合の水彩紙です。コットン100%に比べるとリーズナブルです。
ペインターブック F0 ワトソン厚口 190g/㎡
もし家の中で描くことが多かったり、または大きいスケッチブックだって構わないということであればF4以上の大きさの紙をオススメします。なぜなら、小さく描くって実は難しいんです。
メモ帳的なターレンス絵を描く手帳
隙間時間に取り出してすぐに描き始められて、途中で時間切れで描き終わらなくてもいいようにもっとリーズナブルな手帳型のスケッチブックも持ち歩いています。
水を多く使ってにじませる描き方をすると紙がベコベコになります。
さっと色をつける程度の淡彩なら大丈夫です。
ターレンス アートクリエーションスケッチブック 絵を描く手帳 21×30cm 赤 厚み140g/㎡ 細目 中性 80枚綴じ T9314-203M
慣れてきて自信もついて描き損じさえ楽しめるようになったら、少し高級ですがコットン100%の水彩紙がおすすめです。
透明水彩の絵の具とパレット
どんな絵の具でもいいんですが、オススメは透明水彩です。
ホルベインの透明水彩
外国産の高級透明水彩は発色もよいですが、国産のホルベインもなかなかです。ホルベインを愛用している北米の水彩画の巨匠もいます。
12色・24色ぐらいのセットまずは買ってしまうのもいいかもしれません。
バラ売りで1色から買うこともできます。
はじめはどの色を買えばいいのかわからなくて、迷った記憶があるので、絵の具については別の記事でご紹介する予定です。
大きいパレット
家で使っている比較的大きい方のパレットです。
携帯しやすいパレット
1年ぐらい前にネットで安価な固形水彩用のケースを見つけたので購入しました。
それ以来このパレットを愛用しています。
ハーフパンの空ケースを購入してチューブの絵の具を絞り出して使っています。
黒は売り切れのようです。同じ商品の、こちらはピンクバージョン
絵具ケース+12個ハーフパン パレットを付ける 絵皿 空のパン容器 顔料用 絵具セット ピンク
そしてこちらが空のハーフパンのケース!
数年前まで国内で、ハーフパンのケースは売っていなかったんです!!
超小型、名刺サイズの自作パレット
上のパレットを買うまで使っていた、名刺ケースを改造して作ったパレット。
小さくて軽いので持ち運びやすく、いつもバッグに入れていました。
確か、無印良品の名刺入れです。
固形水彩のセット
携帯に便利な固形水彩のセットもあります。
手っ取り早く、まずはこれを買うという選択肢もあります。
描く道具 筆
筆
筆もピンキリです。沼ですね。
500円ぐらいのものから、1本1万円以上するものもあります。
ブラックリセーブルやニューリセーブルやパラリセーブルといったリセーブルという合成繊維に天然の獣毛を混ぜた筆がオススメです。
まずは丸筆から使ってみるといいと思います。
平筆を愛用されている方もYouTube などではよく見かけます。
わたしはリセーブルの他に天然の獣毛の筆も使っています。
ピカビアというメーカーの筆です。
8号、6号です。
あとラファエルのコリンスキーの4号も、細かいところを塗るときなどに使っています。
こちらはどちらかというと高級品です。
4号なら3000円ぐらいなのでまだ手が出せますが……。
1万円を軽く超える太い筆は、わたしには高級過ぎます……。
水筆
水筆という水を入れるタンクがついた筆は、水のボトル(下で説明しています)を出しにくい場所でとても便利です。
カフェなどでもあまり抵抗なくサラッと水彩で色が塗れます。
汚れたらティッシュなどで拭えばよいので、簡単です。
メーカーがいろいろな水筆を売り出しています。500円ぐらい。
太さも大中小。平筆と丸筆などなど。
残念ながら消耗品です。
下書き用の描く道具
下書きなしで絵の具だけで描いてもいいですし、鉛筆を使っても、ペンを使ってもいいかと思います。
ペンは耐水性の方が、絵の具を塗ってもインクが流れずにじまないのでいいです。
描いてすぐに描くと、やっぱりにじみます。
わたしは万年筆にプラチナカーボンインクを入れて使っています。
プラチナカーボンインクは固まりやすいとも聞くので、万年筆は1000円万年筆Kakuno(カクノ)の中太を使っています。
あとは筆ペンも使います。
先に絵の具で描いて、後からインクを入れるスケッチの描き方もあります。何んでもありです。
でも、もしインクをにじませたくなかったら、顔料インクのペンを使うといいです。
乾いたら耐水になるので、水彩でウォッシュしても大丈夫です。
筆洗い用の水を入れる容器
口が広い容器でないと筆が洗いにくいというのが、水彩の厄介なところです。
そうでなければ、ペットボトルが水を携帯しやすいんですけどね…。
荷物が重くならないように、100ml入る密閉容器(確かハンズで購入)を持ち歩いています。
水筆しか使わないということにすれば、当然水の心配は無くなります。
のど用スプレーの空き容器が、半分乾かして固めてある絵の具を使いやすいように濡らすのに便利なので使っています。
樹脂製の油壺にクリップがついたものも便利なので使っています。
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絵の具を拭き取るティッシュか布
あとは、汚れた筆を拭うのにティッシュか布があればOKです。
紹介と説明が長くなりましたが、
ゆる水彩スケッチに必要な道具は
- スケッチブック
- 絵の具
- ペンまたは鉛筆
- 筆・水筆
- 筆洗い用の水入れ
- ティッシュまたは布
の6点です。