What the Hell Effect どうにでもなれ効果と絵の練習を続けること
続かない
私は水彩スケッチがうまくなるように、毎日絵を描こう、そしてそれをなるべく毎日インスタグラムに投稿するという目標を立てていたんです。
だけど……、
なんと!驚いたことに、1年半も投稿をサボりました。
(2019年9月現在 更新はゆっくりですが、再開して続けています)
Instagramでは身近なモノや訪れた場所の水彩スケッチを投稿しています。よかったら見に来てください。
他のことに興味が移ってしまった、忙しかったなどサボったきっかけはあるにはあるけど、やめなければよかったと後悔しています。
継続は力なりとよく言われます。正しいかどうかはわかりませんが、確かに続けることで分かることもあると思うんです。それにスケッチがうまくなるには、量をたくさん描くことだと多くのスケッチ画家さん・イラストレーターさんがおっしゃってます。
永沢さんも著書のなかでそう言ってました。
でも続けるってホントむずかしい。
なかなか続かない。続けたほうがいいってわかっているのに続かない。
What the Hell Effect どうにでもなれ効果
ケリー・マクゴニガル(Kelly McGonigal)先生が著書 The Willpower Instinct「スタンフォードの自分を変える教室 」で紹介している、意志が揺らいでしまい習慣を継続できない原因の1つにWhat the Hell Effect「どうにでもなれ効果」という私たちだれもが経験する心理があります。
どういうことかというと、
例えばダイエット中、ちょっと意志の力が緩んで、我慢していたクッキーを数枚食べてしまった。すると罪悪感からなのか、結局クッキーを一袋全部食べてしまう。そこで、「おっと、明日からまた食べすぎないように気を付けよう」と思えればいいけれど、「なんてこと!もうダイエットは無理だ!ダイエットなんてやめちゃおう!」そう考えて、がんばって続けていたダイエット事態をやめてしまう。こういうことってよくありますよね。
私のスケッチの場合も、同じでした。毎日描いて投稿しようと決めて続けることができていたのに、1〜2日、間が空いてしまったら「もうだめだ―!」となって、続けなくちゃと思いつつ、本当は「もう投稿するのやめよう。続けるなんて無理なんだ」と無意識に考えていたのかもしれません。
新しく何か目標を達成したいときも、事前にそういう誰もが陥る心の状態があるってわかっていれば、せっかく続けてきた習慣を一瞬でダメにしちゃうこともなくなりそうですね。
サボってもいい、次の日からまた始めよう
つまりもし1度くらいサボってしまっても、スナック菓子をお腹いっぱい食べてしまっても、自分を許して、また始めればいいということです。